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読解4輸入で増える外来種【侵しん略りゃく的てき外来種】 外来種の中で、特に生態系けいに影えい響きょうを与える恐おそれのあるもの。2015年3月に環かん境きょう省しょうによって429種が選ばれた。その中でも、外来生物法によって飼育や輸入、販はん売ばいが禁止されている生物は、「特定外来生物」に指定されている。●上の記事を読んで後の問いに答えなさい。 子どもやマニアに人気のクワガタムシやカブトムシは、ほとんどは外国産なのに、最近は国内の野外で見かけることがある。元はペットだった外来種のアライグマや熱帯魚なども、野外で見つかる例が後を絶たない。生態系けいは知らぬうちに大きく変わりつつある。 埼さい玉たま県の昆こん虫ちゅうショップには、インドネシアやベトナムから輸入したクワガタムシやカブトムシが100種類以上も並ならぶ。この店は、ベトナムで政府の許可を得てクワガタを捕とっている。標高1200㍍以上の見晴らしや風通しのよい場所で白いシーツを張り、ライトを準備して夜を待つ。クワガタは光に誘さそわれて飛んでくる。暴れて傷きずつかないように、1匹ぴきずつケースに入れて日本に運ぶ。 かつては外国産の生きたクワガタやカブトは輸入が禁止されていたが、1999年には輸入の規制が緩ゆるめられた。輸入は年々増え、当初の約8千匹びきか1 2 3 4 国内で見られる外国産クワガタムシは、生態系け いへ影え い響きょうを与あたえることから、2015年、「侵しん略りゃく的てき外来種」に選ばれましたが、法律で飼育や輸入、販は ん売ばいが禁止されている「特定外来生物」には指定されていません。その理由を記事や次の図表を参考に説明しなさい。規制を緩ゆるめ年190万匹びき2010年10月22日掲けい載さい123456789昆こん虫ちゅうショップはクワガタムシのある性質を利用して、効こう率りつよく捕つ かまえています。それはどのような性質か、説明しなさい。特定外来生物種類法律で飼育や輸入、販売が禁止されている種。ほうりつ             はんばいオオクチバスグリーンアノールアライグマチチュウカイミドリガニミシシッピアカミミガメ外国産クワガタムシ生態系に影響を与える種。すでに国内で広まり、法規制が難しい種も含まれる。     けい   えいきょう   あた              むずか侵略的外来種しんりゃくてき種類(環境省が2015年に指定)かんきょう〈2010年10月22日掲けい載さい〉10個体以上5個体以上1個体以上海外から輸入される「生きている動物」の輸入数の推移財務省による2002年03 04 05 06 07 08 091008000600040002000806040200(万)(万)哺乳類ほ にゅうは ちゅうこんちゅう昆虫類鳥類爬虫類野外で採取された外国産クワガタ・カブトムシの記録(計159個体)九州大学の教授によるすい  い40