ブックタイトル今解き教室L1読解サンプル

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概要

今解き教室L1読解サンプル

京都と滋し賀がにまたがる比ひ叡えい山ざんは、今でこそ観かん光こう客でにぎわうが、100年ほど前は、ほとんど?はげ山?だった。比ひ叡えい山ざんだけでなく、里山と呼よばれる、人々が住む場所に近い山は、全国どこも似にた様子だった。日本では、今から二千数百年ほど前に農業が始まると、森林が減へり始はじめた。特とくに戦せん国ごく時代から江え戸ど時代にかけて、日本の人口は3倍の約やく3千万人に増ふえたために、より多くの農地が必ひつ要ようとなり、森林が切り開かれた。また、昔むかしは山の木をたきぎや炭にしたため、燃ねん料りょう用としても木がたくさん切られた。明めい治じ時代になると、森林の利り用ようはさらに進み、はげ山が増ふえていった。危き機き感を覚おぼえた政せい府ふは、森林を守るための法ほう律りつや制せい度どを整えた。●上の記事を読んで後の問いに答えましょう。比ひ叡えい山ざんもはげ山だった2010年12月2日掲けい載さい記事を元に作さく成せい1234人々が生活する場所のすぐ近くにある山のことを何と呼よびますか。記事中から漢字2字で書かき抜ぬきましょう。1 2 3 4 5 6 7 8 9次のア?エのうち、太平洋戦せん争そう後ごの日本の森林について述のべた文章として正しいものを一つ選え らび、( )の中に○を書きましょう。1 2 3 4 5 6 7 農業が始まったころから明めい治じ時代にかけて、日本で森林が減へった理由を説せつ明めいした次の文章のにあてはまる言葉を書きましょう。人口が増ふえたので、作物を生せい産さんするを広げ、たきぎや炭などのを得えるため、山の木を切ったから。警けい察さつが差さ し押お さえた、違い 法ほうに切り出された丸太が7.5㌔にわたって並ならんでいた=インドネシア・リアウ州、2007年9月撮さつ影えい読解1【森林の役やく割わり】 森林は雨を蓄たくわえて、洪こう水ずいや水不ぶ足そくを防ふせいでくれるよ。また、最さい近きんは工場などから出る二に酸さん化か炭たん素そが増ふえて地球温おん暖だん化が進み、各かく地ちで異い常じょう気き象しょうなどが増ふえると心配されている。森林には、この二に酸さん化か炭たん素そを吸きゅう収しゅうする働はたらきもあるんだ。チャレンジ入門みてみよう報ほう道どう写真 ?P3特とく集しゅう?P18世界地図 ?P30エ  焼やき畑は たのために、森林の割わり合あいが7分の4ほどに減へった。ウ  成せい長ちょうが早いスギやヒノキが植林され、森林が回かい復ふくした。イ  たきぎや炭を得えるため、木がたくさん植林された。ア  成せい長ちょうの早いスギやヒノキが切り出され、森は荒あれていった。世界で進む森林破は壊かい日本は植林で森林が回かい復ふく34