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概要

今解きL1サンプル

温室効こ う果か ガス▼地上から宇う 宙ちゅうへ出て行こうとする熱ね つを吸きゅう収しゅうすることで、地球の気温を保た もつ働はたらきをする気体のこと。二に酸さん化か炭たん素そ(CO2)やメタンなど。温室効こ う果か ガスのおかげで、地球は生き物たちにとってすみやすい気温に保た もたれてきた。しかし、200年ほど前から、人間は、燃もやすと二に酸さん化か炭たん素そ が大た い量りょうに出る化石燃ね ん料りょう(石炭や石油など)を利り 用よ うするようになった。一方で、二に酸さん化か 炭たん素そを吸きゅう収しゅうする森林は減へ ってきた。そのため、大気中の二に酸さん化か炭たん素そ の量りょうが増ふ え、地球の気温が上がる地球温お ん暖だ ん化が進んでいる。気温が上がると、南な ん極きょくなどの氷が解とけて海面が上がる。また、地球の気き候こうが変か わって、とても暑い夏や寒い冬、ひどい大雨や干か んばつなどの異い 常じょう気き 象しょうが多くなる。間かん伐ば つ▼木の成せ い長ちょうを助けるため、適て き当と うな間を空けて木を切き り倒た おすこと。間か ん伐ば つをすると、森の中に日光が入りやすくなり、木の下に下草が生え、栄え い養よ う分が豊ゆ たかな土が雨によって流れ出しにくくなる。林業にはこのほか、苗な え木ぎ を植える植林、苗なえ木ぎ の日当たりをよくする下草刈か り、節ふしのない木もく材ざ いにするために余よ分ぶんな枝え だを切り落とす枝え だ打う ち、成せ い長ちょうした木を木も く材ざ いにするために切きり倒た おす伐ば っ採さ い( 主し ゅ伐ば つ)などがある。こうした手入れが行われず、放っておかれている放ほ う置ち林りんが増ふ えて問題になっている。干かんばつ▼長い間、雨がほとんど降ふ らないために、作物を育てるのに必ひ つ要よ うな水がなくなってしまうこと。光こう合ご う成せ い▼植物が二に酸さん化か炭たん素そ と水、太陽の光を使って、養よ う分ぶ んと酸さ ん素そを作る働はたらき。光こ う合ご う成せ いによって、植物は地球温お ん暖だ ん化の原げ ん因い んとなる二に酸さん化か炭たん素そ を取と り込こ み、内部に蓄たくわえる。森林を破は壊かいして植物を燃も やすと、再ふたたび二に酸さん化か炭たん素そ として大気中に出る上、二に酸さん化か炭たん素そを吸きゅう収しゅうしなくなるため、地球温お ん暖だ ん化が進む原げ ん因い んとなる。里山▼人が暮く らす場所の近くにあり、生活との結む すびつきが深い森林。昔から人々がたきぎや山さ ん菜さ いなどを採と ってきた。森林のほか、田や畑なども含ふ くむ。1食しょく害が い▼人間にとって役に立つ植物や動物などを、野生動物が食べてしまうことにより、農業や林業、漁ぎ ょ業ぎょうなどに被ひ害がいが出ること。林業では、シカが木の皮などを食べて、木を傷き ずつけたり枯か らしたりする被ひ害がいが7 割わ りを占し めている。人工林▼人の手で植え、育てた森林のこと。それに対し、自し然ぜんの力で芽め が出て、成せ い長ちょうした森林を天て ん然ね ん林という。たきぎなどを採と るために、人間が一部の木を切った里山林も含ふ くまれる。天て ん然ね ん林の中でも人間の手がほとんど加く わわっていない森林は原生林。日本の森林の約や く6 割わ りを天て ん然ね ん林、約や く4 割わ りを人工林が占し める。森林蓄ちく積せ き量りょう▼森林の量を、森に生えている木の体積で表したもの。日本の森林面め ん積せ きは過か原生的な自然てき   し ぜん都市水田はため池や河川とつながり、メダカやカエル、コウノトリなどの生息地となる              か せん集落を取り巻くコナラやクヌギなどの林。たきぎや炭などの燃料、家屋の材料になる。光が差し込む明るい林床は様々な動植物のすみか里山林食料を生み出すほか、棚田などの風景は日本人の情緒をかきたてるしょく りょう                たな だ      ふう けい          じょう ちょ       と   ま                  ねん りょう ざい りょう           さ   こ         りんしょう水田や畑生き物1 〈2010年12月18日掲けい載さい図表を改かい定てい〉キーワード覚おぼえておきたい語ご句く28